riyaのように顔認識をするためのライブラリ
© sweemenghacker 2006
↓顔を認識して自動で○を付加
このようにかなりの精度で顔を認識させることができます。
このopencvのこの技術は、別に顔だけを認識させるための機能ではなく、元となるデータがあれば顔以外のものも認識させることができるような仕組みになっています。具体的には、ここやここにあるような、haar cascadesと呼ばれるXMLなどで表現されるデータを与えてやることによって、そのデータで表現されているオブジェクトを認識させることが可能となります。
このページでは、ペットボトルのデータを作成することでペットボトルの認識に成功しています。面白い。
元のデータを作るには多くのサンプルデータが必要となるのですが、その辺の使い方などに関しては、こちらのIntelのページに詳しくでています。
ちなみに、この顔認識などは別に画像だけではなく、最初に説明した通りリアルタイムな画像でも顔認識をさせることもできるのですが、手元にその環境をまだ作っていないため試せていませんが、あとで試せたらご紹介しようかと思います。
このライブラリは現在Pythonでのバインディングのみ提供されていますが、近い将来にid:spiritlooseさんがCPANモジュールを作ってくれると信じています。(たまたまこのライブラリをいじっていたら、id:spiritlooseさんがCPANモジュールを作ってるという記事を書いててビックリしました)
ということで遊びで、鎌倉の大仏でも認識するんだろうかと思ってやってみたのが以下です。
↓大仏
↓認識してくれた!すげー。
ちなみに、最近眼の認識をさせようとしているのですがどうも眼だけの認識になると顔に比べて情報量が少ないため誤認識が多くなってしまうようです。両目でのデータを使えば精度が上りそうな気もしますが。その辺も今後見ていければと思っています。
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